イタリア 工場紹介 Vol.2

ORICE(オリチェ) 社

エダモ氏が、イタリアで最も古い植物タンニンなめし工場 「コンチェリアデッロロロージョ」(写真1)を創設したのは、今から135年前。 その意味は、「時計台のある工場」で、教会の鐘の音に時刻を頼っていた町の人々に、高台にある工場を仰ぎ見ればいつでも時刻が分かるようにとの、エダモ氏の配慮を工場名にしたそうです。そしてイタリアの代表的なバケッタレザーを生産開始したのは、1875年。パリでは、あの有名なオペラ座が完成し、ルイヴィトンが世界初のワードローブトランク(旅行用衣装ダンス)を発表、日本では明治維新から7年が経過し太政官布告、国民が名字を名乗るようになった年で、今から1世紀以上前に遡ります。

現在のオリチェ社、社長マルコ氏(写真2)は、4世代にわたる植物タンニンなめしの伝統とノウハウを受け継ぎ、フランス産原皮のショルダーから開発する商品に脈々と受け継がれ、また若い社長から生まれる新しいエッセンスが加味され、見事に伝統とファッションを融合させました。

バケッタレザーをはじめ、フルベジタブルレザーは、一度使えば、2度と手放せないものになるでしょう。

オリチェ社から生産される皮革は、ドルチェ&ガッパーナ、トッズ、バーバリー、コールハーンなどに、主に使用されています。

(写真1:時計台のある工場)

(写真2:社長 マルコ氏)

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